ヨガスートラ第2章39節より
執着がなくなったとき、どうして自分が生まれたのか?
なぜこの体を持っているのか?
過去と未来のつながりを知る知恵を理解します。
やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ 2019年6月20日 第4版第1刷発行
持つ能力やお金があっても、必要のないものを見極め
あえて持たないようにし、
今の自分に必要なものだけを持つことができるようになると
自分の持ち物や身体、他者の持ち物や身体に捉われずに執着を手放すことができると
パタンジャリ先生は言います。

最近、持ち物の整理をしているのですが、
この服まだ着れるから取っておこうか、と勿体無いという気持ちが先行してしまい、
今の自分に本当に必要かという観点を忘れていたように感じました。
今必要のないものを取っておくと、毎回の服選びも悩みが増えると気づきました。
この例は洋服の整理整頓に関してですが、
起こる出来事ひとつひとつも同じことだと思います。

必要でないものを持たずに、今の自分の目の前にやってきた物事を受け入れて
本当に必要なものに満足して生活していくことで
モノやヒトと客観的に調和の取れた関係を築くことができますね。

ちなみに私は2年間湯シャン生活をしているのですが、
2年前以前は絶対に必要であると感じていたシャンプーやリンスもなくても案外生きていけるという
新たな気づきがありました。
勿論、湯シャンが全てではないですが、
何気なく日々必要であると思っているモノも必要でないと気づくと
アハ体験をすることができてなんだか楽しいです。

藤井風さんの「満ちてゆく」の歌詞にも
手を放す、軽くなる、満ちてゆく
とあるように、今の自分に取って必要のないモノを手放していくことで
本当の自分が輝いていくのかもしれませんね。
今日も読んでくださりありがとうございました!
コメント