ヨガスートラ第2章23,24節より
自分が使う道具(体・感覚・心)の性質と、自分自身の本質の見極めのなさは、無知によるサンヨーガ(混乱)です。
(物と自分を)混乱することの原因は、(本当のことを知らない)という根本的な無知にあります。
やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ 2019年6月20日 第4版第1刷発行
例えば、薄暗い部屋に落ちているロープを蛇であると見間違えてしまった時、その誤認知によって「どうしよう」と恐れたり、「逃げようか、やつけようか」と恐れの中で迷い、悩みます。
迷い、恐れ、悩み、コンプレックスもストレスも、実は本当のことをよく知らないことから起こっていると言います。
このようなことから自由になるためには、
「自分は一体何に悩んでいるのか?」という悩みの実体を明らかにして確かめることにあると
パタンジャリ先生は言います。

なんだかモヤモヤしている…そのような時ありませんか?
私はちょくちょくあります💦
訳がわからないけど、なんだかモヤモヤしている時って、
自分自身でそのモヤモヤが何なのかがわかっていない時が多いです。
私はある方法でそのモヤモヤを可視化するようになってから、自分を客観的に見つめられるようになりモヤモヤしたとしてもさっと切り替えができるようになってきました。
とてもお気に入りなので、その方法を今回はシェアさせてください!

その方法は、ビジネスフレームワークを参考にしています!
As is / To be
As is / To be は問題の発見に大切なフレームワークと言われています。
問題とはそもそも現状(As is)と在りたい姿(To be)とのギャップとも考えることができます。
その両者の差を可視化することで、自分自身にとっても問題(モヤモヤ)を正面から掴むことができるようになるのではないかと私は思うようになりました。
ロジックツリー
As is / To beで問題が把握できたら、次に行いたいのがロジックツリーです。
ロジックツリーは解決策を探る時に、選択肢を漏れやダブりなく出していき、
最も良い案を採用することができるツールと言われています。
この段階で何がその問題の要因になっているのかを可視化していきます。

連関図法
連関図法は真の原因を見つけ出す最適な方法と言われています。
特に複雑な問題は要因同士が絡み合っていることが多いです。
ロジックツリーで要因を可視化したら連関図法を用いて、
要因同士の因果関係を可視化していくことで問題の構造を可視化しやすくなり、
何を優先的に自分が行動してば良いのかが分かりやすくなると私自身の経験から思いました。

最後に
この方法は、ビジネスフレームワークを参考にしてしますが、
私自身の頭の整理に使っているもののシェアです。
人は誰しも悩むことはあると思います。
その時に、その自分自身に入り込んでしまうのではなく、上記のようなフレームワークに当てはめて頭の整理をするだけで、自分自身を少しでも客観的に捉えられるようになり、謎な苦しみから解放されるような感覚がありました。
ヨガの知恵を現代ではどのように活かすことができるのか。
これからも色々な実験をしていきたいです。
今日もブログを読んでくださりありがとうございました!
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