瞑想の深まりと瞑想の3ステップ

ヨガ

最近、瞑想やメディテーションという言葉をよく耳にするようになりました。

私自身、ヨガの練習を始めてから約4年が経ちましたが、

はじめは瞑想というものがよく分からない状態でした💦

マットの上で目を瞑ってじっとしている…、正直心地よいどころか苦痛に感じることもありました。

ですが、今では、瞑想の心地良さを体感覚で味わうことができたことをきっかけに、

毎日の習慣とまでなってきました。

では、どのようなステップを踏んだのでしょうか。

ヨガスートラ3章3節より

瞑想が深まり、瞑想の対象(自分自身の真実)を理解し、(考えが本質的に戻り)まるで考えがなくなったようになることがサマーディ(瞑想状態)です。

やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ 2019年6月20日 第4版第1刷発行

ヨガスートラ3章4節より

ダーラナ(集中)、ディヤーナン(瞑想)、サマーディ(瞑想状態)の3つがサンヤマ(瞑想の3ステップ)です。

やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ 2019年6月20日 第4版第1刷発行

自分自身のステップを振り返った時、

集中→瞑想というステップを踏んでいたことに気づきました。

正直、今でも瞑想状態までできているのかは定かではないですが、

瞑想の過程まではできているように感じています。

まず、集中(ダーラナー)についてですが、これは以下のように説明されています。

考えを1つの対象に定め、同じ対象を映す考えを流し続けることがダーラナー(1つの対象に集中すること)。考えが別の対象にそれたら、気づいて、すぐに意思で元の対象に戻ることを繰り返します。

やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ 2019年6月20日 第4版第1刷発行

私自身は、常に呼吸に意識を向けていました。

具体的には、吸って吐くという身体の動作を中心に、

肋骨の広がりや呼吸のしやすさなどを観察していました。

呼吸以外には、

マーラー(数珠)を使って一つ一つ数えながらマントラや神の名前などを繰り返し唱える方法や、

ろうそくに着けた火をじっと見つめ続けるなどの方法もあるようです。

では、瞑想とはどのような状態を示すのでしょうか。

ダーラナー(集中)を、ある程度続けている状態が、、ディヤーナン(瞑想)。

最初はほんの1,2分程度から集中することを目指し、

48分できるとディヤーナン(瞑想)の完成です。

やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ 2019年6月20日 第4版第1刷発行

つまり、私の場合は呼吸に意識を向け続けた先に瞑想の状態へとなっていったといえます。

どんな方法であれ、

1つの対象に集中し続けていく先に瞑想が待っているということですね。

最初は自分自身が一番取り掛かりやすい方法で集中をしていくことで

気がついたら瞑想の状態になっていくと思います。

私自身、練習生でまだまだ知らないことばかりですが、

瞑想を続けていくことで

自分自身で認知できていなかった様々な感情や思いの気づきがありました。

みなさんも素敵な瞑想体験ができますように。

今日も読んでくださりありがとうございました!

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